こんにちは、今日は私が長い間語学を学んできて、気づいた「ベストな単語の学び方」について解説します。
まず、あなたが単語を覚えたいと思うのには何か「目的」があるはずです。
目的ごとにベストな単語の覚え方は違います!!!!
何が目的かどうかをまずはっきりさせましょう。
この記事で話すことは、どんな言語でも通用します。
英語だろうとフランス語だろうとスペイン語だろうとです!!!!
下の目次の中で、自分にあった目的を選んで読んでみてください。
1:英語長文の試験がある難関私立を目指している人へ
難関私立の長〜い英語読解、本当に嫌になりますよね。
試験にリスニングがなくて、リスニング対策に力をかけなくて良いのなら、この方法をお薦めします。
やり方
①過去問をまず普通に1回解く
普通〜に解きます。時間制限とか、解き方とかはお任せします。
この時、意味がわからないと思った場所に印をつけていきます。単語に線を引くだけではなくて、何を言っているんだろう?と思ったところにです。
もし問題を解く上で全文を読んでいなかったとしたら、読んだ中でわからなかった場所で大丈夫です。
②訳文を見る前に、線を引いたところだけ見直してみる
時間制限がある場合、焦っていて読み取れないことがたくさんあるからです。時間をかける必要はありません。単語がわからないのか、焦っていただけなのかを確認します。
③わからなかった単語を調べて、自分の単語帳を作る
うええええめんどくさい、何それ?と思いますか?
わからない単語なんて無限にありすぎて時間の無駄だよと思いますか?
・完璧に日本語訳はできなくても、「なんとなく理解できる」くらいになればいい
・単語帳に書くのは「文章の中で使われている意味」だけでいい
このポイントを意識すればそこまで大変ではないと思います。
単語帳には言葉の種類(他動詞、自動詞、形容詞、副詞など)と意味を1つだけ書けば大丈夫です。
「うわあこの動詞いっぱい意味あるな!」なんて言って全部書く必要はないです。発音とかも書かなくて良いです。リスニングはないのですから。
④次の日に同じ文章をまた読む
そして、一番大事だと思うことがこれです。
次の日、なんなら2日くらい続けて、同じ文章を読むということです!!!!!!
その間新しい過去問に手をつける必要はありません。ただ、復習をするだけです。時間がなければただ読むだけでも良いと思います。
過去問は数だけこなしてもまじで意味が無いです。その文章の意味がすらすら入ってくるまで何度も読んだ方が圧倒的に効果があります。そうすると何度も同じ単語につまづきます。結果その単語を覚えます。なんなら文章ごと覚えてしまいます。
この状態で、たとえば電車なんかで自分の単語帳を見ると、「あ〜この単語、この過去問に出てきたやつだなあ」となります。
終わりです。このやり方を繰り返します。
単語帳を眺めている無駄な時間がなくなって、長文に慣れ、長さに慣れ、効率よく単語を覚えられます。
2:リスニング試験対策がしたい人へ
長文は得意だけど、読解はできるけど、
とにかくリスニングが苦手でできない!!!という方にお勧めなのは、短めの文章がついている単語帳を使うこと!です!
え、いや、単語帳使うんかいと思うかもしれませんが、おすすめの単語帳があるので紹介します!
私はリスニングがすごい伸びたなぁと思ったのは大学受験前の1ヶ月です。その1ヶ月間何をやっていたかというと、
単語帳をいくらやっても「音」として単語を認識できるようにならないとリスニングは伸びません。
①短めの文章を聞く
私が使っていて良かったのはこの二つです。リンガメタリカは専門的な単語に特化した単語帳です。
この2つは「文章がついている」単語帳なので、わからない単語を調べる時間が省けてかなりよいです。
②わからなかった単語を調べる
まあ調べるというか、単語帳なので見れば良いだけです。単語帳に載っていない言葉でわからないものがあれば調べて、一緒に書き込んでおきます。
③シャドーイングする
文章の意味がわかったら、飽きるまでシャドーイングをします。シャドーイングというのは、オリジナル音声の少し後から真似して読むことです。テンポについていけるようになるまで読みます。
④次の日に何も見ずにシャドーイングする
結局定着させるために大事なのはここで、次の日急に何も見ずにシャドーイングしてみます。そうすると全然ついていけなくて凹みます。でもやります。
これを続けると、まじで、伸びます。本気でお勧めします。
3:読む、書く、聞く、全部ができるようになりたい人へ
これは受験というよりは語学試験や留学している人に向けた勉強方法です。
全技能を一気に上げる一番効率の良い勉強は、
いっぱいシリーズあります。