意外と節約できる現地でのカネ問題。
というか、のほほんと何も考えずに留学したら、めちゃくちゃ損してますよ!?
注意:長いです。
わたし流、留学準備〜カネ編〜
こんにちは、こちら、金が大好きな者です。
フランスに留学するにあたり、結構こだわって準備したのでぜひ覗いてください。
実際の準備の流れ
最初にわたしの実際にやったことをまとめた。全部同じように手続きしたら留学で絶対に得をするからマジでやってみてほしい。フランス以外の国でももちろんお得。かなりの無駄な費用を削減できる。
お金のかかる手続きは1個もないし(マイナンバーカードは除く)、今後の海外旅行すらお得になる。これからの人生全てがお得になる。
これをやればマジで得!費用削減の流れ
マイナンバーカードを作る(海外送金の際に必要) ↓ 今ある口座のインターネットバンキングを設定する ↓ ソニー銀行開設、外貨預金口座開設 ↓ 残高証明書取得 ↓ クレジットカード申請(アコムマスター、セディナ、その他) ↓ ユーロが安い時にちょっとずつ外貨預金しておく
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それぞれに理由があるので、ひとつずつ解説します。
マイナンバーカードを作る
マイナンバーカード、マジで便利です。
その理由は説明するのすごいめんどくさいしあんまり求められてもないと思うから割愛させていただく。ググったら出てくるよ、“マイナンバーカード 便利“で。
マイナンバーカードがあると、特に便利な人はひとり暮らしの人!
戸籍謄本とかも即日は無理だけどコンビニで取れるし、いろんなアプリやらオンライン登録の証明書として使えるから、留学準備で何回マイナンバーカードの写真取ったかわからん。
あと、マイナンバーカードは銀行からの国際送金に必要。
マイナンバーカードは基本的に住民届の住所の役所に行って発行する。一人暮らしの人は実家に帰るタイミングなどで発行しておくことを強く強くお勧めしたい。
最初の方の手続きはオンラインでもできたはずなので是非チェックしてみてほしい。
送金に関しては銀行の使うよりおすすめの方法あるので良かったら読んでください。いつか記事書いてここの下に貼ります↓
はじめに 語学学校へのデポジット、住む場所への支払い、などなど、留学先に渡航する前から払う必要があるお金は意外と多いもの。 その場合、多くは海外の銀行への海外送金という形になる。 […]
貼りました!
インターネットバンキングを設定
インターネットバンキングというのは、銀行のATMにわざわざ行かずともネット上で振り込みや送金ができるようにする設定のこと。
大手の「ゆうちょ」「三菱UFJ」「みずほ」などの多くの銀行は、インターネットバンキングの設定をしないと、オンラインだけで振り込みや送金ができない。
現地への海外送金とか、銀行から銀行にお金を移したりとか、海外に行った後にネット上でパパってできるので絶対に設定した方がいい。
設定は自分の銀行のウェブサイトからできる。申請した後に銀行から書類が届くのが一般的なので、その場で設定できるわけではない。計画的に申請するべし。
ネット銀行であれば別途手続きしなくてもインターネットバンキングが元から出来る設定になっている。
ネット銀行って何?みたいな人は、手始めにソニー銀行を開設したらきっとわかるから、続きを読んでほしい。
ちなみにソニー銀行はネット銀行です。ゆうちょとかみずほ銀行、とかみたいに支店(実際のお店)がない銀行。全てがネット上で成り立つ。伝われ〜〜。
ソニー銀行開設、外貨預金口座開設
なぜソニー銀行を開設するのかをまずまとめます。次に開設の流れを書きました。ちょっと文量がエグい。ごめんなさい。
ソニー銀行は、
ソニー銀行のデビットカードの良さを語るには、海外でクレジットカードを使ったときのしくみを知っていただいたほうが良いかもしれませんので少々お時間を下さい。
まず、海外でクレジットカードを使うと①と②の手数料が発生します。
①は外国での利用金額を日本円に替える時にかかる「為替手数料」
最終的に日本の銀行からお金を支払うわけなので、どうしても外貨を日本円に替える必要がある。
②は海外でクレカを使った時にのみ発生するクレカ使用料みたいなものです。
そしてこれらの手数料の相場で簡単に計算したものがコレです。
125円のものが手数料で130円になっちゃうよってことです。
思ったよりわかりにくくなって草。
一応表でも説明します。
VISA・MASTER | JCB(海外で使えないことが多い) | |
①カードブランドの手数料 | 2.2% | 1.67% |
楽天カード | 三井住友系列 | エポスカート | ソニーデビット | |
②海外手数料 | 1.62% | 2.2% | 1.63% | なし |
たとえばあなたは現地で10ユーロのご飯を食べ、クレカで支払った。その時1ユーロ=125円だったとする。
本来であれば1,250円なはずだが、実際に請求されるのは1,300円なのだ。
うーん、50円じゃ薄いな。自分で言ってて、あれたいしたことなくねって思っちゃったもん。
まあフランス留学大体1年で200万以上かかると言われていますが(適当)仮にそれ全部手数料がかかったということにして計算するとそのうちの80,000円以上が手数料として取られるということです。留学ともなると金銭感覚バグってくるのでピンと来ないかもしれないけど、80,000円そこの道路に投げ捨ててるのと同じってことですよ、つまり。
一方ソニー銀行のデビットカードを使った場合はコレ。(外貨口座を開いてる場合だけだよ!)
125.15円で済むってこと!!!
マジですごくね?てか普通になんでこんな手数料かからないのか不安になってくるレベル。
これで捨てた80,000円をほぼ丸々回収できたことになるわけなんですよ。
ちなみにデビットカードというのは、クレジットカードとは違って直接即、その瞬間銀行からお金が引き落とされます。(だからクレカ使用料がないのでしょうね。)お支払日とかがない感じって言えば伝わる?伝われ〜〜。
このデビットカードは、ソニー銀行のキャッシュカード(お金下ろすカード)と一体化しているので口座を開けば自動で届きます!その代わり絶対VISAカードになるけど、どうしてもMasterCardがいい、丸が2個重なってるマークを愛してる、ってわけじゃないなら別に問題ない。
ソニー銀行の手数料、お得ですごいでしょ!でもそれ、外貨預金口座を開いてればの話!!今からはその説明をさせていただく。
外貨預金って聞くとなんか難しそうで嫌かもしれないんですけどそんなことない。
ソニー銀行にある自分の貯金は全部「円」ですが、それをアプリで「ユーロ」(や他の外貨)に替えて貯金するということです。
言い方を変えたら、海外旅行行くとき、日本円を現地のお金に替える作業、あれがスマホのアプリでぴょぴょぴょって出来るだけ。
デビットカードで使う分全部外貨に替える必要があるけど、スマホなので怖いくらい簡単にできる。ちなみにユーロが足りなくなったら「円からアシスト」というサービスで勝手に日本円の貯金を使ってくれる。(その場合は為替手数料を取られるけどそれもマジで安いので心配しないでください。どのみち安い。)
つまり、あらかじめ銀行にあるお金を自分の好きなタイミングで例えば20万円くらいユーロの外貨預金をしておき、現地でソニー銀行のデビットカードを使って支払いをする。(勝手に外貨を使って決済してくれる)足りなくなったらまた日本円をユーロにして、そこから支払う、という感じです。
外貨預金?口座に移す?どういうこと?と思うかもなんだけど、ソニー銀行の口座をひらけば多分感覚でできます!
もう一度確認すると、クレカではないから銀行にお金がなくなった時点でカードが使えなくなるのは注意。来月までに払えばいいとかそういうのはないです。
あとなんといってもの利点は、いつでもユーロに替えられること!
本来なら出国前ギリギリに新宿ガード下の安いカードショップみたいなところで日本円をユーロとかに変えるじゃないですか?!
そうやって現金を外貨に替えるのは基本的に手数料がかかっていてお得ではない。本来1ユーロ=125円であっても、実際は130円くらいの値段設定なのがザラ。
ソニー銀行の外貨預金ならその手数料が超安くて、しかもユーロ安を狙って「50,000円だけ替えとこ!」がアプリで簡単にできてマジで良いです。わざわざ新宿ガード下の金券ショップに行く必要もないし、出国前の空港で、うわぁユーロ高え、などと凹むこともなし。FXみたいな感じです。ちょっと得してる気分になれてそれだけで一日ハッピーになれますわたしは。
(もちろんFXよりは為替レートが悪いと思うのでFXとしての利用は微妙だとは思う。)
あと、定期的な仕送りをパッパやマッマからもらうっていう人は、ソニー銀行の「おまかせ入金サービス」を使うといいかもしれないなって思ったので一応。送金手数料がかなりお得です。
ソニー銀行口座開設の流れ
上のサイトへのボタンを押す。終わり。
オンラインで簡単に口座開設が申請できます。
次の日にはもう口座開設が完了して、キャッシュカードが発送されたっていうメールがきました。日本ってホント手続き早い、国民が鬼の残業してるだけあるなぁ。
外貨預金の口座は、通常の口座開設をした後に別途手続きが必要なので注意!自分の使う外貨を(ユーロとか)選んで申し込みをしたら簡単にできます。スマホからできます。
残高証明書取得
一応おカネに関係するって思って書きます。
「残高証明書」:自分の銀行の残高を証明する紙 はほとんどの留学で必要だと思います、ビザ取る時とか、学校に申し込むときとか…。
英文で発行するの、地味に時間かかるので注意。
三菱UFJで1週間、ゆうちょは2週間かかった。ゆうちょ、ちゃんとした本店?市区町村ごとにある1番大きい郵便局に持っていくと即日発行してくれるっていう噂があるのでぜひ調べて教えてほしい。なぜわたしは2週間もかかったのか。
追記:支店に行ったら1日で取れました….マジでなんだったんだろう。
年始年末やお盆、ゴールデンウィークなどを挟むと手続きが長引くことがあるので必ずチェックしたほうが良い。
ちなみに、お金を入れたその日の残高証明は取れない。入金のついでに取れるかと思いきやそうでもない。お金を入れた次の日以降に申請に行かないと毎日郵便局通って顔覚えられる羽目になるよ。(うちは親子で覚えられている)
申請には通帳(カードも可)、身分証明書とちゃんとしたハンコを持っていく。口座開設の時に使ったハンコ。ちゃんとしたハンコ!(伝われ)
クレジットカード申請
え、さっきソニー銀行のデビットカードがいいって言ってたやん。まだカード発行すんの?と思うじゃん。
今回発行するのは「キャッシング用」なんですな〜。
海外ショッピングと海外キャッシング
またもや説明から入らせていただくので、読みたくない人は次の見出しまで飛んでください。ちなみにさっきよりムズいしおもんないです、、、ごめんなさい。
海外で現金が必要になること、絶対あると思います。そんな時はクレジットカードを使って現地のATMで簡単に「キャッシング」できるのですが、
借り入れしているということは利息がつくのです!!!
キャッシングの仕組み
ほとんどのクレジットカードではキャッシングをすると年間18%の金利がつきます。これは1年間借りっぱなしだと18%上乗せされるということなので、1日あたり
借りた金額 × 0.18 ÷ 365 円の利息がつくことになります。
例えばクレカの支払いの30日前に10万円キャッシングすると、
海外キャッシングに強いのはこれだ
そこでキャッシングのために、こちらのカードを作ることをおすすめします。
クレカだと次の支払日まで絶対に待たなければならず、自動的に利息が発生するのにたいし、アコムマスターカードを使えばアプリで即日銀行から返金ができます。利息がつかないってこと!
しかも海外ATM利用料金が無料!
まさにキャッシングに特化したカードと言えます!
マスターカードなので、マスターカードのマークがあるATMならどんなに山奥だろうがキャッシングできる。
(海外のATMではVISAとMASTERはほとんどどこでも使えると思います。JCBはアジアやハワイ以外ではあまり使えません。)
ちなみにアコムマスターカードを発行するとき、ニートだと無理です。職場に(バイトでも可)審査の電話が行くらしい。つまりわたしはバーミヤンに電話がいったらしい。
ところが、わたしの手元に届いたのはただのアコムカードでした。アコムに電話したものの、わたしの現状ではマスターカードは発行できないと言うのです!!!!?!?!
クレジット機能がないから海外で使えない。
まあ、多分、クレヒスがヤバいからなんですけど。
こんな感じで、アコムマスターカードは審査が結構厳しいです。
クレジットヒステリーはクレカ利用状況の履歴で、カードが止まったとかお金借りてるとかがバレる仕組み。
気を取り直してセディナJiyu!da!カードを作りました。愛するマスターカードで。
セディナカードはアコムマスターカードには劣るけど、2-3日後には返金ができるので利息が2-3日分しかつかないカードになります。 ATM手数料も無料です!
セディナは審査とかもないので、嫌な人はぜひおそろっちにしましょう。
作る前にこのサイトを熟読してください。注意点とか全て網羅しています。これ以上この記事に書いたら誰も最後まで辿り着けなくなる。
このサイトは神です。熟読してくださいホント。
ちなみに、私がモロッコに留学したときはセディナカードが「急に海外で使われた!」とセキュリティロックをかけてしまい全く使えませんでしたので、海外に行く前にカード会社にしっかり連絡しておくことを勧めます。
また、海外ATM手数料とは別に、そのATMを設置した会社(銀行)が独自で定めた手数料がかかることがあります。フランスではほとんどの場合5€(600円以上)取られます……最悪だ…。
まとめ
クレカを使うときは「ソニー銀行のデビットカード」 キャッシングの時は「アコムマスターカード(またはセディナ)」 |
この2つを使い分けることで手数料を最大限まで抑えることができる。
もう一度言います。
現金で払う必要がない場合は「ソニー銀行のデビットカード」を使ってカード払いをし、
現金が必要な時だけ「アコムマスターカード」でキャッシングするのが良い!
デビットカードは海外ではポイントがつかないので、ポイントガチ勢の人はそこを了承してください。
海外保険が充実しているクレジットカードも必須
最後です。
海外保険が付帯しているクレジットカードもあると便利なので、よかったら1枚くらい作るといいと思います。
有名なのは楽天カード、エポスカード、三井住友カード各種などなど。生協の学生カードなども充実していたりするのかもしれません。年会費有料であればもっとあると思います。
クレジットカードの海外保険は「カードを持っていくだけで保険が適用される」ものと「カードで支払ったもの(航空券など)にだけ保険が適応される」ものがあるので、航空券など日本円で買うものは楽天カードやエポスカードのような海外保険用クレジットカードで購入するのがお勧めです。
私は「三井住友アミティエカード」を使っています。女性向けのカードですが海外保険がとても充実しているので、迷っている人がいたら是非調べてみてください。
はい、終わり。
ここまでたどり着いた人は果たしているのか。
ついついカネの話になると語りが止まらなくて怒涛の文章になってしまって申し訳ない。
金に関しては「送金」っていう記事もあるのでよかったら。よかったらっていうか普通に必読。むしろこっち読んだ方がいいくらいかもしれない。
はじめに 語学学校へのデポジット、住む場所への支払い、などなど、留学先に渡航する前から払う必要があるお金は意外と多いもの。 その場合、多くは海外の銀行への海外送金という形になる。 […]
でもさでもさ金って大事じゃん。学生だったら特に100円でもケチった方が良いって。そんで絶対余ったお金で海外旅行するんだからな!!!絶対コロナに負けないぞ!!!!